水なすの郷土料理 じゃこごうこ
大阪泉州地域で有名な郷土料理があります。
その名は、じゃこごうこ
名前の由来は、お漬物→香のもの→香香こうこう】→丁寧な女房詞の「お」がついて
→おこうこう→【海老じゃこ】と【水なすのおこうこう】がひとつになって→じゃこごうこ
といわれてます。
たくさん取れた時に水なすを糠漬けにして保存し古漬けになった水なすと
大阪湾で獲れる海老じゃこを醤油と砂糖で煮込んだものを食べていたとされています。
昔の人の知恵でうまれた大阪泉州地域の逸品料理です。
じゃこごうこのレシピ
材料
水なす
海老じゃこ
しょうが
水
酒
醤油
みりん
かつおだし
水なすの古漬けは、ぬかを取り除き洗いヘタを切り落とします。
たて半分に切り適当な大きさにする。
上記の作業をした水なすを一晩水につけて、塩味がぬけるまで塩出しをする。
海老じゃこは丁寧に洗って、頭と尾と殻をとった方が良い
土しょうがは千切りにしておく。
お鍋に水を入れて強火で沸騰させ、用意しておいたものを入れて再び沸騰させる。
灰汁などはしっかりと取り除く方が出来上がりが美味しい。
焦げ付かないように煮汁がなくなるまで弱火で煮る。
ご飯が止まらなくなるほど美味しい。
当然、お酒のあてにも合います。