お盆に見かける精霊牛
お盆に見かけるナスビの精霊牛の意味を知っていますか?
なぜ、お盆の「キュウリは馬」「ナスは牛」なのか?
地域によっては少し違いはありますが、お盆には亡くなった人が帰ってくる時にきゅうりの
馬となすびの牛に乗って帰ってくると言われています。
帰って来るときは、足の速いキュウリの馬
帰るときは、ゆっくりと景色を眺めながらナスの牛
夏の季節、キュウリとナスが多く採れ手に入り易かったこともあり全国的に広まった
と言われています。
大阪泉州地域では、水ナスで精霊牛をする人もいます。
他の説では、ご先祖様は馬に乗り、荷物を牛に乗せて帰って来られる。
作り方はとても簡単です。
割りばしとナスとキュウリを用意して
ヘタを頭として4本の足をつければ完成です。
置き方ですが、ご先祖様は東から帰って来るので、キュウリは西向、ナスは東向。
ご先祖様をお迎えするときは内向、お送りするときは外向におくのが一般的です。
地域によっては玄関から入って来られるため飾りは玄関になど。
飾る期間はお盆中です。「8月13日〜16日まで」
先祖供養は大切ですので家族全員でおこないましょう。